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1年間のイギリス留学を振り返る:社会人生活4年目から

英語の勉強を再開してから、留学時代のことを振り返る機会が増えた気がします。

 

そういえば卒業してからもう4年半も経つのかぁ...( ==)

 

 

とセンチな気持ちになることが多くなりました。ついては!社会人経験を積んでからこそ、思うことを書かせていただきます(`・ω・́)ゝ

 

 

【留学しようと思ったきっかけ】

 

大学時代に英語に強いコンプレックスを持っていました。周囲に留学した人も多くいたことが要因ですが、英語が話せないことで将来の選択肢が狭まるのが少し怖かったのです。

 

当時は「組織に縛られない働き方をしたい!!」なんて発想まではないものの、漠然と「一つの会社で40年間働く自分が想像できないなぁ」と思っていました。将来の選択肢を広げるには「英語力」は必須だと感じ、どうせやるなら早いほうがいい!と留学を決めました。

 

同時に、大学3年の後半からとても興味の惹かれる学問分野を見つけ「これもどうせなら」とプレッシャーをかける意味でも修士号取得を目指すことにしました。正式に決めたのは大学4年生になってからです。 

 

【英語と向き合う】

留学の準備期間として1年浪人しています。そもそも英語なんて全く喋れませんし、読めませんでしたので。大学卒業後にアルバイトと英語の勉強、試験の準備をしていました。ですので現役の方や仕事をされながら進学した方に比べ時間に余裕がある中での受験でしたので、むしろゆとりをもって挑みました。社会人されながら大学院受けてる方々はすごいと今改めて思います。。

 

 

 ■入学に必要な英語力、そして脅威の英語試験

 英国の大学院には語学力のテスト証明書を出す必要があります。対象となるテストはTOEFL、IELTS、ケンブリッジ英検の3種類ぐらいです。

 

 私はIELTS(アイエルツ)※というテストを受けました。これは教育機関や国際機関でも通用する、イギリスの公式なテストでInternational English Language Testing Systemの頭語です。リーディング、ライティング、リスニング、そしてスピーキングのテストを行います。スピーキングはネイティブとの面談になるので実質的には「Talking」テストに近いです。テスト結果を基にビザの申請にも使えるので、受験するにはパスポートが必要で、5年ほど前から指紋もとるようになったようです。あと受験料がべらぼうに高いです。当時は1回2万5千円くらいしました。このテストを受ける回数を出来るだけ減らすのもポイントでしたね。。。

 

RLSW各項目で0.5点刻みの9点満点。各項目の点数の合計数を4で割り、そのスコアがOverall(四捨五入)になります。大学院進学には6.5のレベルが求められます。

 

 一回目の受験は確かOverallスコア4.0 ~4.5だったと思います。ショックで泣きそうになりました。スピーキングなんて外人が何言ってるかほとんどわからず驚異の3.5点をとりました。(ほとんど沈黙)

 

家族に「お前それはヤバいよ」と冷静な顔で言われたのは本当につらかったです。留学できるかマジで心配になりました。「留学をする!!」という建前で、フリーター浪人生活が許されていたので。

おっと、話がそれました。。。(つд⊂)オット涙が,,,,

 

ただ試験は試験。必ず対策方法があります。スピーキングは様々な慣用センテンスを覚え、発音を気を付けながら暗唱しました。半年で6.0までは上がりました。他の分野も英字新聞などを読み込み、底上げしOverall 6.0にしました。(全然大したことありません)

 

詳しい説明は省きますが、5.5点以上のスコアがあればPre-sessionalという英語コースに1~2カ月通い、大学の英語テストを受け合格すれば入学が許可されます。いきなり大学院に入るのは怖くこのコースにはもとより行くつもりだったので、6.0のスコアを取った時点でIELTSテスト受けるのを辞めます。高いですし。

 

もちろん大学のテストに落ちれば、日本へ送還されますのでその点は自己責任です。

まぁ普通に授業を受けて、やることやれば落ちません。

 

基本的な心構えとして「国内で準備にお金をかけない」を決めていたのもあります。これは留学サポートや塾に通わず出来るだけ独学で行うということです。お金を使うなら出来るだけ海外生活の投資に使いたかったのです。

 

マイナーな専攻分野でもあったので、受験した大学院はうかりました。もちろん英語テストをクリアするという条件付き合格(Conditional Offer)でしたが......

 

 

【大学院の勉強は大変か】

私は大学時代学んでいた専攻と大学院の専攻は変えています。経済学から人文学の専攻に変えました。正直なところ「修士号取得」だけを目的とすれば別に大したことはありません。もちろん読書量や学習はこなさないといけませんが、想像を超えるレベルではありませんでした。

 

だ、「いい成績」を取得して卒業となると難しくなります。優秀な成績で卒業すると「with merit」、トップレベルの成績で卒業すると「with distinction」の称号が与えられ、証明書にも記載されます。この成績を取れば「留学生」というハンディキャップをものともせずに卒業できた=(努力家)であることをアピールできます。これは海外企業や国際機関などで働く際にPR素材としてものをいうでしょう。もちろんPhD(博士課程)進学の大きな強みとなります。ちなみに私はどちらも取れませんでした。。。

 

しかし、日本の企業ではそれほど重要な意味をもちません。

なぜか。日本企業の人事や面接官の大抵はこれを取得する価値、そもそも留学経験者でないことがほとんどだからです。

 

良い成績を取ることは目的としてもちろん重要ですが、それ以上に留学の目的を明確にしたうえで「現地でしかできない体験」を優先したほうがいいと思います。留学目的によって「価値のある留学」は変わります。周りの目は気にせず「自分が留学で実現したいこと」を明確にして挑みましょう。そういう経験が社会に出てからの糧となっていると今思います。

 

 

【学位取得は社会人生活で役に立っているか】

 

学位それ自体が仕事や就職活動に役立っているかといえばノーです。私の周りにはバイリンガルの方々も大勢いますが、それでも海外の留学システムを知っている方は多くありません。就職活動時には修士号取得したこと:「ある程度の英語力」・「ある程度頑張れる」という点は評価につながったと思います。ただ専攻した分野や修士号を取得していることでの優遇はありません。

修士号取得は、自分を試すものです。理工系はわかりませんが、国際機関や海外企業・特定の専門職を除いて文系の修士号それ自体が就職に役立つことは多くないでしょう。

 

 

【イギリス留学で得られる専門性】

 

 修士号というと一定以上の専門性・知見を有するという証明です。ただはっきり言います。1年・2年で学んだことを社会では専門性とは言いません。広報の仕事を4年間やっていますが「広報の専門家か?」と聞かれても心から「はい、そうです!」とはまだ言えません。イギリスの院は1年でマスターを取得できるわけで修士論文も書き個人差もあるでしょうが、1年で学べることは専門性以前の基礎だと思います。

 

 

【これからの働き方】

 

最近、知人と話しをしました。

 

「大企業だろうが、スタートアップだろうが所属は別に問題ではない。いざという時に自分で判断し、責任をもって会社を去ること:所属を気にせず自分に自信をもてればどこにいっても大抵楽しめる」という感じです。

 

僕にとっての自由な働き方とは大企業・スタートアップとか規模に依存しないで、「そのときに合った選択をできる」ことだったのでしっくりきました。

 

月並みですが、やはり今後どの組織にいても安心できることはないと思います。多様なスキルと経験をもってあらゆる状況に対応できる必要があります。その必須スキルの一つである英語を学ぶために、当時行ったこともないイギリス留学に踏み出せたことは、生きる糧と自信になっていますのでやっぱり留学はしてよかったなと改めて思います。

留学してなかったら海外企業とのやりとりなんて全くできませんでしたし、そもそも選択肢にも上がらなかっただろうと思います。

 

もちろん.........偉そうなことを言いつつ、英語力が足りずDMM英会話を使っているわけです(笑

 

留学についてはまた改めて書いてみたいなと思います。

 お付き合いありがとうございます(^^)